日本化学会第104春季年会でシンポジウムを開催します!

日本化学会年会にて本学術変革領域が主催するシンポジウムを開催します。参加費は無料で年会への参加登録も不要です。ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしています。

主催:学術変革領域研究A「潜在空間分子設計」
日時:3月20日 13:00~15:40
会場:日本大学理工学部 船橋キャンパス A1421(14号館 [2階] 1421)
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/csj104th/content/manual

参加費:無料 
申込方法:不要(当日、直接ご来場ください)
URL:https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/csj104th/session/3A1421-1300

化学と情報科学との協働による潜在空間分子設計への挑戦

本シンポジウムでは、学術変革領域研究(A)「潜在空間分子設計」が提唱する化合物潜在空間(Latent Chemical Space)について議論します。この空間は,主に天然物を対象として網羅的に取得した生物活性データを基に、深層学習等の情報科学的手法によって創成されるものです。本領域はケミカルバイオロジー・有機合成と情報科学の協働により、この新たな空間を構築、検証し、さらに駆使することで、生物活性分子の能動的設計の実現を目指しています。本領域概要を説明の後、領域参画者および共同研究者の方々から潜在空間分子設計を指向した関連研究成果について紹介頂き、今後の展望について議論を行いたいと思います。

プログラム

  • 13:00-13:05 開会挨拶
  • 13:05-13:30 学術変革領域研究「潜在空間分子設計」概要説明 菊地 和也(阪大院工)
  • 13:30-13:55 ユニークな新規合成化合物ライブラリー創出とデザイン分子合成 大森 建(東工大)
  • 13:55-14:20 潜在空間を構成・検証する生物活性の時空間定量計測手法開発・応用 松森 信明(九大院理)
  • 14:20-14:45 beyond Rule-of-Five化合物の潜在空間学習と分子設計を支えるAI技術 大上 雅史(東工大)
  • 14:45-15:10 医薬品開発プロセスにおける分子設計 岩田 浩明(京大院医)
  • 15:10-15:35 化学遺伝学評価系に基づく化合物潜在空間の生物活性検証と作用機序解明 吉田 稔(理研)
  • 15:35-15:40 閉会挨拶